オリンピックに年齢制限はあるの?

オリンピックに年齢制限はあるの?競技や性別で違う?

残念ながら2021年に延びてしまったオリンピックですが、オリンピックに関しては色々知りたいことばかりです。

特に1年延びたことで、年齢制限にひっかかって、出場できない選手が出てくる可能性もあり、特に気になりますよね。

私の友人の女性もオリンピックを心待ちにして、あれこれネットで検索していましたが、

今は特にオリンピックの年齢制限が気になって、さらにネットで色々検索しています。

あなたも、オリンピックの出場選手の年齢制限のこと気になっていませんか?

そんなあなたに、オリンピックには年齢制限があるのかとか、競技や性別で違うなどをご紹介します。

色々知るとさらに興味がわくので、参考にしてください。

また、オリンピックの開催が1年延びたことでどんな影響が出てくるのかなども合わせてご紹介します。

オリンピックに年齢制限はあるの?競技や性別で違う?

オリンピックに出場する選手には年齢制限がありますし、競技の種類によっては、性別でも年齢制限が違ってきます。

競技によって年齢制限がある理由は、選手の健康面への配慮からで、特にフィギュアスケートの場合は技が複雑化して身体が未成熟のまま危険な技を連発することで、体を壊すことを防ぐことを目的としています。

ただし、オリンピック憲章には年齢の制限が決められていませんから、国によって違いがあり、日本の場合は、「各競技毎に国際競技連盟が年齢制限を設けている場合はそれに準ずる」という決まりになっています。

そのため、日本の場合は年齢制限が設けてあり、各競技種目によって制限される年齢が違ってきます。

競技種目別の年齢制限に関しては次の項でご紹介しますが、多数ある競技種目のなかでも特に特徴的な一部の種目には年齢制限がありません。

年齢制限がない種目

知って納得!ちょっと面白いので、先に年齢制限がない種目ご紹介します。

オリンピックに年齢制限はあるの?

★馬術

馬術競技は、性別や年齢制限がなく、オリンピックで唯一、男女が一緒に競う競技で、体力に差のある男性と女性とが同じステージで戦える競技です。

馬術が性別や年齢が関係ない理由は、馬術の場合は運動するエネルギーは主に馬で、馬のコンディションが大きく影響してきます。

そのため馬の体調を良くすることや、馬を上手にコントロールすることで男女が互角に勝負できるからです。

★スキージャンプ

スキージャンプには年齢制限がないのです。

夏季に比べると、冬季オリンピックは年齢制限のある競技が少ないです。

スキージャンプを知らない素人の私たちから見たら、スキージャンプはかなり危険な競技に見えますから、年齢制限がないことにちょっと驚きます。

年齢制限場ないので、葛西紀明選手は19歳でオリンピック初出場していて、FISスキージャンプワールドカップには16歳で初出場、46歳でも出場しトップクラスを維持するなど、スキージャンパーとしては異例の寿命の長さを誇っています。

レジェンドとして称えられ、高い人気を得ている葛西紀明選手は「2022年東京オリンピックにも絶対出ます」と宣言しています。

★卓球

競技に危険性がほぼないので年齢制限がない

★水泳

オリンピック出場に年齢制限なし。
ただし、オリンピックの選考を兼ねた大会の多くで年齢制限が設けられているため、実質、年齢制限あり

競技別年齢制限ありの競技

★サッカー

男子:オリンピックが開催される前の年の12月31日時点で23歳未満の選手

オーバーエイジは最大3名までOK

女子:女子には年齢制限がなし

なお、サッカーについては、W杯を世界最高峰の大会と位置付けたいFIFAが大会の差別化を図ったことが理由なので、ちょっと例外の年齢制限となっている

★体操競技

男子 16歳以上
女子 15歳以上
大会開催年の12月31日までに上記の年齢に達していること

★新体操

16歳以上

開催年の12月31日までに規定年齢に達していること

★水泳飛び込み

15歳以上
他の国際水泳連盟管轄の競泳、シンクロ、水球などは年齢制限なし

★ボクシング

17~34歳

★テコンドー

リオオリンピックでは、1999年12月31日以前生まれ(11歳)という年齢制限がありましたが、東京オリンピックでは、

国際大会参加資格のある年齢に達する者(16 歳以上)となっている。上限は40歳以下

★スケート(フィギュア・ショートトラック・スピード)

開催前年の6月30日までに15歳になっていること

★ボブスレー

18歳以上

オリンピックに年齢制限はあるの?競技や性別で違う?のまとめ

過去、戦争などの理由でオリンピックが中止になったことはありますが。今回のように延期というのはオリンピック史上初めてのことなのです。

そのため、競技によっては現在すでに出場が決まっている選手や、1年延期したため出場できなくなる選手の対応などがどうなるのか気になりますよね。

楽しみの反面、課題が山積みの2020年(2020年の名称はそのまま)・東京オリンピックですが、無事に開催されることを祈るばかりです。